コラム「充電する方法」
カテゴリー:コラム  2015/07/01

東京弁護士会62期
弁護士 紙子 陽子

 数年前に、子どもの頃習っていたバレエを再開しました。

 昔はできないことばかりの練習にうんざりして、長年遠ざかっていたけれど、意外なほどバレエが好きだったらしく、年を追うほどバレエを習う時間が大切なものとなり、今では、日常生活に欠かせない充電タイムになっています。

 久しぶりのバレエで気づいたことは、からだが意識を動かすこともある、ということ。硬いからだをストレッチすると、凝り固まった頭や気持ちが伸びやかになること。
音楽とともに、気持ちも揺り動かされて、ぐるぐる洗濯機で回したように、さっぱりした気分になります。

 いつもの自分は窮屈だけれど、バレエでは、与えられた振りと音楽によって、いろいろな人になってみることができます。自分の殻を脱ぎ捨てる感じ、または、シンプルな練習着で鏡に向い、できないことだらけの素の自分を見つめる時間にもなります。

・・・それで何かがリセットされて、練習が終わって、汗を拭いて着替えて、仕事に戻るときには、何となく、“よし、これも好きなこと、またやろう”という気持ちになってきます。