女性パワー炸裂! 懇親会

2011年6月11日
萩谷 麻衣子(弁護士)

 ジャーナリスト竹信三恵子さんの講演会の後、午後4時30分から会場を法曹会館2階の「寿の間」に移して懇親会が行われました。20余名の参加があり(中には懇親会から参加される先生も・・・)、アットホームな中にも女性だけならではの(!)華やかで楽しい会となりました。

 懇親会は、ワンピースに赤いアクセサリーが良く映えていた紙谷雅子先生の司会で進行しました。

 はじめに曽田多賀会長のご挨拶。曽田先生もこの季節にぴったりのパステルグリーンのスーツが素敵でした。曽田会長からは、本年度は国連NGOアラブの女性との交流事業の当番会であり海外からお客様をお迎えする準備の必要性のご指摘があり、「みんなで頑張って女性法律家協会を盛り上げていきましょう。」との気合いのお言葉もいただきました。

 乾杯のご発声は田中美登里先生。田中先生は「私は登録番号4ケタなのよ!」と自虐的な(?)お言葉で会場のみなさんの笑いを誘ったあと、続けて「先日日弁連で在職50年の表彰を受けてきました。50年間で女性の地位や待遇は良くなってきたけれど問題はまだまだ残っています。女性が集まって解決していかなければいけない事は決して無くなることはありません。」とのお話をされていました。これは本当に深いお言葉だと思います。田中先生に50年間の女性法律家としての歩み、働く女性としての歩みをいつかじっくりお聞きする機会を得たいと思いました。

 しばらくの歓談のあと、本日の素晴らしい講演をしてくださった竹信さんへ、講演会では時間の関係でお聞きできなかった質問が相次ぎました。竹信さんのお話はわかりやすく明快で、聞いている私達の気持ちをスカッとさせてくれるものでした。竹信さんご自身がシンガポールで特派員をしていた頃の実生活を踏まえたお話を聞かせて下さり、日本で介護や育児の仕事をするための労働力としてフィリピン等の海外に人材を求めることは、安易に行うと深刻な国際問題を引き起こす危険性を指摘されていました。「女性が稼げる社会を作ることが大事。そうすれば男性だってラクになるんだから。」というお話には思わず頷いてしまったり。竹信さんのような行動力と発信力がある、(良い意味で)男前の女性がどんどん活躍してくださることを心から期待しています。

 さらに、最高裁裁判官を務められている岡部喜代子先生も、お忙しい中、懇親会からご参加くださいました。岡部先生と会場で立ち話をした際、岡部先生は「難しい案件が多いから大変です。」とおっしゃっていましたが、難しい案件こそきめ細かい考察と集中力が男性より持続する女性が担当するのに適しているように思います。岡部先生のようなお上品で穏やかで素敵な女性が、女性の最高裁判事への途を切り開いてくださっていることは本当に頼もしい限りです。

 このほか、大阪から黒田愛先生、新幹事に就任される加々美光子先生と松澤香先生からもご挨拶をいただきました。ご出席された方のご挨拶の中では「元気で病気をせず、よく稼いで浮気もしない、それを一生続ける男性を見つけるのは極めて難しい。だから専業主婦は高いリスクを伴う。」というお話もあり、全くそのとおりだと会場にいらっしゃった方々は心から同感したのではないでしょうか。こんな話は、女性会員ばかりだからこそ本音で語れることかもしれません。

 この日は午後6時にお開きになりましたが、まだまだ話も尽きない名残惜しい解散となりました。お酒もたくさんの種類のデザートも堪能し、楽しい話盛りだくさんの有意義な懇親会でした。何より有意義だったのは、普段あまり話をすることのない会員の方々もお酒もちょっと入ってざっくばらんにおしゃべりできたことで、より女性法律家としての連帯意識が高まったことではないでしょうか。

 楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、このような懇親会の機会がどんどん増えるといいなと思った1時間半でした。皆様、本当にありがとうございました。

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