日本女性法律家協会 大阪支部

大阪支部について

 大阪支部は、日本女性法律家協会の会員のうち、大阪近郊に居住し、あるいは勤務している会員が所属する支部です。実際の活動は、大阪、兵庫、京都、奈良、滋賀、和歌山の女性弁護士が中心となっており、 2006年現在、登録している弁護士会員は約370名です。

大阪支部の活動について

 大阪支部の活動は、支部会員の研究会と懇親を中心としています。

 研究会では、会員のニーズから法曹としての仕事に役立つテーマを取り上げる一方で、女性を取り巻く社会状況、法的問題、女性法曹の集まりであるという特性を活かしたテーマを選んできました。近年に取り上げたテーマを見ても、女性の労働問題、司法とジェンダー、生殖技術の発展と女性の人権、ドメスティック・バイオレンス(DV)と離婚問題、女性と医療過誤問題などがあります。このような研究会を通じて、一般には、女性の問題として特化して取り上げられることの少ないテーマでも、例えば、出産時の医療過誤事件で、生まれてきた子どもの「障害」がその後の夫婦の問題にまで波及してしまう例が少なくないことなどを見ると、現在の社会状況下で女性が置かれている立場を考えさせられます。

 また、男女共同参画社会の実現に向けて、法曹の立場からの提言も行っていきたいと考えています。

 例えば、司法改革のなかで敗訴者負担制度の導入が検討されていた際に、DVやセクシャル・ハラスメント等の暴力を受けている女性が裁判所を利用しにくくなる恐れがあるとの立場から、慎重な議論を求める意見を司法制度改革審議会に送付したり、大阪弁護士会の新会館建設(2006年開設)に際しては、採乳室やトイレの個室内の子どもホルダー、幼児用プレイスペース等を整備するよう、要望書を提出するなどしてきました。

 今後も、女性の法曹、研究者の団体として、女性が社会で置かれた立場にきちんと目が向く団体でありたいと考えています。