会長挨拶

日本女性法律家協会
会長 野崎 薫子(弁護士 25期)

 私は、2018年6月9日の総会で会長に選出されました野崎薫子です。役員一同は、本会の従前の運営を引き継ぎ、皆様のご意見を踏まえながら、共に心を合わせて今後の活動を進めて参ります。

 日本女性法律家協会は、1950年の創立から今日に至るまで68年間にわたり、会則にもあるとおり、法律文化の発展と会員相互の親睦を図ることを目的とし、司法及び法学並びに女性の地位に関する調査研究と意見の発表、外国の法曹との交流、他の女性団体との連絡調整などの活動を行って来ました。

 ここで、本会の歴史を紐解きますと、例えば、2000年の日本女性法律家協会創立50周年記念特集号(会報38号)からは、本会の創設には、当時女性法律家の活躍が期待される中、戦前の差別的法律文化を克服して、女性の視点から新しい法律文化の創造と発展に寄与したいという会員の熱い思いが込められたことが伝わってきます。以来、会員相互が先輩後輩の縦の関係ではなく、一人一人が対等の立場で手をつなぎ、励まし合って親睦を図りつつ、法制度等の諸問題に取り組んでおります。

 ところで、2010年の創立60周年記念行事のテーマは「多様化する生き方と法のこれから」であり、日本女性法律家協会の果たすべき役割は何かについても語られました。ここでは概ね、本会の特色は、弁護士、裁判官、検察官及び法学研究者の女性法曹4者で構成され、互いに連帯する中で、経験と意見の交流が行われることにあり、これを活かして法律専門職の団体として、両性平等その他の重要事項に関する法の形成について意見表明し、他団体の活動に協力するなどの社会的使命を遂行することが再認識されたところです(会報48号)。
2020年に、本会は創立70周年を迎えます。これからの活動はどうあるべきかについて、全国の会員の皆様と、会員メーリングリストやホームページの会員欄等を通じて意見交換し、より一層会員相互の交流や親睦を深め、具体的な活動につなげて行きたいと思います。

 本会内外からの忌憚のないご意見をお待ちしていますので、今後ともどうぞ宜しくお願い申し上げます。